ON THE 11TH FLOOR: 心にひとつ、道しるべを。

何か困難なシチュエーションにぶつかったとき、
いったいどうすれば前に進めるのか、と考えてみても。
きっと答えはないような気がします。

ただ、視線をあげて、自分を信じて、小さな灯りを目指して。

それを邪魔するものは、きっと迷いだと思うんです。

言い換えれば、逃げ道のようなもの。
進むべき道が見つからない代わりに見つかるもの。

でもよそ見をしていたら、真っすぐは歩けません。
自動車が来ても避けられません。

だから、きっと前に進むために必要なのは、
ただ覚悟する事なのかもしれませんね。
とりあえず、自分は進むんだと。

そう、そんな風に考えてみたら、一気に伸びた労働時間も
不思議と受け入れられるようになりました。

きっと、この時間は身の丈を伸ばすために、
いつか誰かの力になるために必要な時間だから。

瞳を閉じたら、本当の夢はみれないから、
ちゃんと目を開いて、息を吸って覚悟しました。

例えばチーが「何があっても支える」と覚悟を言葉にしたように。

新緑がかすかに漂わせる夏の気配。
この甘い夜に、どうか素敵な眠りがありますように。

おやすみなさい。

ON THE 11TH FLOOR