なんだか最近周りでパソコン関係のお話が飛び交っているんで、
今回は大して詳しくもないくせに、基礎的なパーツに付いてご説明。
パソコンの部品で最も大きな役割を果たしているのは下記の3つです。
1)CPU
2)メモリ
3)ハードディスク
まずCPUですが、これはほとんどIntel(インテル)社の製品と
同意味って考えても良いかも。世界を完全に席巻してます。
数年前からMacのCPUもインテルが採用されたので、
ほぼ世界制覇中です。
CPUはプログラムによって様々な数値計算や情報処理、
機器制御などを行うコンピュータにおける中心的な回路で、
パソコンが動く時は、全部CPUが計算・情報処理を担当します。
1秒間に数万ケタの計算をするパソコンの脳みそです。
なので、パソコンの性能を上げるには、
これを新しいのに入れ替えればいいのでは?となるのですが、
CPUはたくさんの熱を発するんで、それにからんで冷却機とかを
どうするとか絡んでくるんでちょっと敷居は高いです。
そこで、メモリとハードディスクについて。
まずハードディスクはストックの広さと考えてください。
ハードディスクの容量が大きければ大きいほど
書類やら、画像やら、音楽やら、いかがわしい動画やらを
パソコンに保存しておけます。
これがいっぱいになるとパソコンの動きが遅くなるのは、
「えっ、、まだ作業続きそうだけど、ストックいっぱいだからヤベェな」
とパソコンがテンパリ始めるからです。
これは大きいに超した事ありません。
最後にメモリですが、
ハードディスクはまだいっぱいじゃないのに、パソコンが遅いと
思う場合は、ほとんどメモリ不足です。
メモリが何をしてるかというと、
まずパソコンの作業って、
何かプログラムを動かす→必要なデータを出し入れする→作業したデータを保存する、
っていう流れなんですが、
これを司るCPUとハードディスクってそんなに互換性が高くないんです。
例えると、古着屋を経営しているとして、
店頭に在庫の出し入れをしようと思っても、ストックの場所が遠いって状態です。
だから、容量があいていても、データを持ってきたり、持っていったりするのに、
CPUとハードディスクだけの関係だと時間がかかるんです。
そこで、もっと近いところに小さくても良いからストック借りよう、
みたいな感じで、メモリっていうパーツが生まれました。
このストックができた事で、パソコンの性能はかなり高まりました。
ストックの比喩を引っ張ると、今までは離れたストックに服だけじゃなくて、
書類とか文房具とか、電話とか冷蔵庫とかトイレも全部置いていて、
何かしようと店頭で何か思いついても、
わざわざストックまで足を運ばなきゃ行けなかったんですが、
メモリっていう近場のストックができたんで、
大量の古着の在庫を出し入れする以外は、近所で済むので、
めちゃくちゃフットワークが良くなるという感じです。
って、ことでメモリでよく話題になるWindows Vistaを例にまとめなんですが、
Vistaって普通に動かすだけで、相当量のメモリを食うんです。
で、Vistaを搭載した初期のパソコン本体はどうかというと、
Vistaがサクサク動く必要量の2GBのメモリをほとんど搭載してなくて、
ほとんど半分の1GBしか搭載していません。
まぁパソコン会社がしぶって、買い手のことを考えてなかっただけで、
「メモリ1GBじゃ正直全然パソコンの動き遅いけど、材料費上がっちゃうから
とりあえず発売しちゃえ。たぶんバレねーよ」って感じだったと思います。
ムカつく話ではありますが、初期のVistaはとりあえずメモリ量が足りません。
たぶん、そのままの状態だとフォトショップとかイラストレーターとかは
全然動かないと思われます。
だからといって、パソコン買い替えは無理があるんで、
メモリ増設しましょう。パソコンの中をあけて、部品をスロットに差し込むだけです。
2万もお金はかからないので、毎日イライラするよりはよいかと。
ということで、今日は
1)CPU→脳みそ
2)メモリ→近場の小さいストック
3)ハードディスク→遠くの大きなストック
というお話でした。
さすが先生。俺でも分かったわ。
でも金子には....多分わからんだろうな。
投稿情報: クリハラ | 2008年5 月 7日 (水) 22:50