秋葉原の事件を、出雲空港への帰り道に聞きました。
防ぐ方法などなかったようにも思うし、
どこかに防止へのヒントがあったようにも思えます。
ただ、このサイトができたことを知って、
色々と思った事がありました。
島根の記事の中で、
子供たちが「こんにちは」と挨拶をしてくれる、と書きました。
それは礼儀やコミュニケーションの一つであるとともに、
間違いなく犯罪防止の一端を担っている週間です。
あの子たちは、きっと見知らぬ僕の事を両親に話している。
なにかがあの場所でおこっていたら、僕は当然のようにうたがわれる。
それは決して悪いことではなくて、当たり前のシステムです。
と、ここまではコミュニケーションは犯罪防止の武器になるという話。
では、秋葉原の事件のように、コミュニケーション自体が存在しない事件は?
これに対しては、おそらく最も効果的なのは、監視。
携帯、パソコン、匿名投稿、勝ち組、負け組、
そんな切り口で答えが出せる事はきっとない。
ワイドショーが素材としておもしろいから用意されたものでしかない。
僕らはもう携帯やパソコンがない生活にはもどれない、
こんな事件が起こっても、もどりたいとも思っていない。
であれば、妖しいものは監視するしかない。
殺人予告をする人は、捕まえるしかない。
もう、冗談ではすまない。
きっと秋葉原を愛する人たちの中には、
この時代に、安全を勝ち取るための知識をもっている人も多いでしょう。
パソコンの知識にかんしては、いわずもがな最強のエリア。
彼らが知恵を出し合ったら、きっとあの街を守る事ができると信じる。
事件の後、警察はネット監視システムを構築するには、
かなりの時間と、少なくとも数億円がかかる、とコメントしたけれど、
「予告.in」は開発者の矢野さとる氏が2時間で作ったもの。
権力はフットワークが悪すぎる。
無知で、無関心で、頼りにならない。
何か現実的なアプローチで物事を解決しようと思ってもいない。
携帯で掲示板にコメントする事自体を気味悪がる政治家たちに、
解決策を求める事はそもそも間違ってるような気もしますが。。
だったら、僕らの手で身を守る方法を。
そんなことを考えさせられました。
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