おはよう、それとも、こんにちは?
なんだかひどく眠くって、こんな時間になってしまった。
もし、朝起きてから何度もこの場所をのぞいているようだったらごめんなさい。
こちらはもう午後4時で、さすがに睡眠欲もお腹いっぱい。
きちんと筆を進めることが出来そう。
さて、6通目の手紙は僕はとてもだらしがない、というお話。
なんだそりゃという感じで。
今日はセンター試験の日。
もちろん僕がが高校3年生のときもこの日はあって、
さてその日何をしていたかというと、
キットカットをポケットに忍ばせて、必死に問題を解いていたかと思いきや、
たぶん家でゴロゴロしてました。
部活を引退するかしないかくらいに、
学校でセンター試験についてのガイダンスがあったんですが、
僕はそれを忘れていて、
どうせみんな受けるんだから、誰かから聞けばいいや、って思ってたんです。
で、けっこう時間が過ぎてから友達に「センター試験って何?」って質問したんです。
受験生がそんな聞き方ねぇだろってツッコミがそこかしこから聞こえてきそう。
友達は一瞬固まって「えっ、何って何?」って。
実はその時点で試験の申し込みは終わっていたんです。
全国の高校3年生は強制全員参加で、そのうち受験票みたいなものが
学校から配られると思っててさ。
結局、まさかのセンター試験不参加(笑)。
(笑)って、全然笑えないんですか。
試験当日、「今年のセンター試験参加者は前年比・・」みたいなニュースをみながら、
「がんばれ、みんな。桜咲く」とか言ってたな。
で、めでたく浪人生になりまして、
今まで冬期講習とかで通っていた大宮じゃなく、
これまた何となく、場所が面白そうという理由で、
御茶ノ水の予備校へ。
あの時点で僕の成績で弱点だったのは、選択科目だったんです。
英語とか、現文とかの偏差値は60そこそこあって、
あとは日本史とか世界史とか公民とか、そこがきちんとすれば
何とか希望する大学には行けそうで。
もともと世界史は嫌いではなかったから、
振り返ってみれば1年間世界史ばっかり勉強しました。
死ぬほど霊感の強い、怖い話が得意な先生や、
学生運動時にちょっとした伝説になったほどの武勇伝を持つ
アル中で偽名を使ってる先生とか、
教える先生もおもしろかったっていうのもあってさ。
でね、世界史の偏差値もちゃんとあがったんです。
それでもって臨んだ某大学英文科の受験当日。
英語と現代文を終えて、さぁ世界史で勝負って思ってたら、
「続いてリッスニングの試験を行います」のアナウンス。
いやーびっくり。その大学、受験科目に世界史ないんだもの。。
他の受験校は全部世界史があったからよかったけれど、
今思い出してみると、いったい何を調べて受験大学選んでたんだろうか。
ちなみに合格して、その後の4年間を過ごすことになる大学の試験日も
急行と各駅乗り間違えたりしてたら、最寄の駅で
「○○大学を受験される方!いませんかー!」って怒鳴り声を聞いて。
「僕ですが?」って言ったら、今すぐタクシー乗れ!っ言われて、
見ず知らずの他人何人かと相乗りで受験会場へ。
で、会場のドアをあけたら「では始めてください」の声。
まさかの遅刻。
走って到着したから、真冬なのに汗だくで、
ハァハァいいながら問題と格闘。。
逆境に強いというか、よく受かりましたよ。本当に。
今、当時の自分と話せるんだったらどうしようかな。
その大学世界史ないぞ!とか、それか各駅だから乗っちゃダメ!って言うかな。
もしかしたら、面白がって見てるだけかも(笑)。
すでに気が付いているとは思うけれど、ほっとくとすぐ迷子になるんで、
これからもよろしくねっと。
このドタバタは実は、就職活動のときも続くのだけれど、
その話は、また今度。
外はもうトワイライト。
これからシャワーを浴びて、出かけようと思います。
教会の鐘が時を告げるその場所で、
全ての物事がスムーズに運びますように。
それでまた。
僕が迷子にならなければ、このフロアで。
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