こんばんは。
今夜は約束通り「arrows」について。
たぶん、長くはなりません。
そして、自分でも少し驚いているけれど、
もうこの歌への感触は自分の中で変わっててね。
もう、この曲のことは忘れてもいいかもしれないと。
アルペジオみたいなギターの旋律に乗っかる歌詞は、
不思議なくらいに転がり落ちるような時間を思い起こさせて、
心を根っこから持っていかれたようで。
つらいとか悲しいとか、そんなことも全部毎日の時間に溶け込んで、
それも自分にとっても当たり前だと思っていた長い24時間の繰り返し。
それをライトアップしてみれば、やっぱり辛いものは辛くて、
悲しいものは悲しくて。
そこから、10段飛ばしでジャンプするみたいに、
本当に光が差したみたいに、
浄化のときは訪れて。
その全てがつまったように聞こえるこの曲は、
僕のイヤフォンのLRでやさしくストーリーを奏でてくれて。
いくらリピートしても、まっすぐ気持ちをノックするんです。
いい曲だなと思う。
でもね、この曲のテーマが救いなら、
もう忘れてもいいと思ったりもするんです。
僕はたぶん、
君さえいればって、
迷子のままでも僕でいられるって。
この歌詞だけがあればもうよくって。
そこまでの切ない導線はもう必要ないと思えて。
「arrows」は涙と涙が出会ったら架かる、弓の歌。
それならもう、これは過去の歌。
それよりも、明日をうたった歌のがいいやって思えて。
そろそろベットに入らなきゃ。
きれいな港町での最後の大仕事。
本当にお疲れ様。
ゆっくりゆっくり休んでください。
おやすみなさい。
春のような空気の中で眠る時間が、安らかでありますように。
それじゃまた、このフロアで。
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