この数週間でいったい何ページのWebサイトを開いただろう。
1万か2万か、それとももっとか。
普段僕たちが見るWebサイトの裏には、それぞれ優に数十倍の文字列が隠れています。
それがなければ現代のネット社会の使いやすさは維持できません。
だから当たり前だけれど、2万ページの使い勝手をよくするためには、計20万ページくらいの情報に目を通さなければなりません。
それは本当に電子の海に沈んでいくような作業。暗くて、苦しくて、イルカの声も聞こえない一人ぼっちの感覚。
でもね。その先にWebサイトを訪れる1日数百万の人たちの「便利になったね」の声があると想像するのは悪くない気分。
その裏にどんな人がいて、どんな苦労があるかなんてわかんなくていいです。
こっちだって他の世界の裏の苦労はわかんない。
こういう場合、暗い電子の海底でも仕事が楽しいと思えるかどうかは、想像力が鍵。
今叩いているキーボードの音が、
延々とスクロールするモニター中の文字列が、
音符と楽譜になって、
回り回って、
誰かにとっての子守唄になることもあったり、とか。
陸の孤島から山手線への乗り換え駅までの車中20分間。
人生初の携帯からのブログ投稿完了。
なるほどここにも書く時間が転がってた。
さあ明日から6連休だ。
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